萩往還140kmマラニック完踏記 その4

速報と申込者からの完踏率なので正確なものではありませんが、
250kmの部 完踏者277名/申し込み人数470名 完踏率 58.9%
140kmの部 完踏者270名/申し込み人数499名 完踏率 54.1%
70kmの部 完踏者485名/申し込み人数611名 完踏率 79.4%

昨年に比べると250kmの部も140kmの部も6-7%の上積み
分母が出走者になるともっと数字が良くなるかもしれませんね


さてレースレポートの続きです
佐々並エイドを過ぎると釿ノ切(ちょうのきり)峠にむけての上り

この上りの途中でコースのすぐ近くから
「かこーーーーーん、かこーーーーーん」
と音が聞こえる
獅子おどしの音だと思われるが、真っ暗闇の中音が響くので怖い
不意に不安になって、近くを走っていた方に話しかけながら坂を上る

その後一升谷の砂利道を一気に下る
始めは慎重にゆっくりとおりていたけど、
次々と良い勢いで追い越されたので、つられてペースアップしたら意外といけた

4:05分頃、多分一升谷を下りたところだと思うけど、
暗闇の中急に明るいテントが現れる
そこには美人なお姉さんが...狐のいたずら?

公式のコース図にはないので私設エイドなのでしょうか?
夜中、寒い中ありがとうございました
熱いお茶で一息つく事ができました

しばらく走ると明木エイドに到着
4:30分過ぎ(74.6km地点)

ここでは饅頭が振る舞われる
疲れた頭と体に糖分が染み渡る

ここからは急だけど短いアップダウンをこなして、
その後は萩市内に向けて走りやすい道が続きます

空もぼんやりと明るくなってくる
この辺りでヘッドライト、ハンドライトが不要になる

そういえばハンドライトは大会前に新調したものを使用しました
GENTOS社の「閃」という商品ですが、
他の人が持っているライトと比べても格段に明るいと思いました
視野が良くなることはそれだけでストレスが減りますので、
このライトにはかなり助けられました

ただ10時間は大丈夫とされている電池ですが、
5時間ぐらいで少しずつ光量が落ちてきました
今回は5時間ぐらいでちょうど夜明けでしたが、
これ以上の時間使用するなら、途中で電池交換が必要になります

5時30分ごろ跨線橋を渡る時にはすっかり朝の空気になる(81.2km地点)
大会前のイメージでは
12時間経過したところで80kmを過ぎていれば完走は問題なし、
85kmを過ぎていれば記録を目指せると思っていました

そんな根拠の無い考えもあって、
かつ夜が明けて視界が開け、コースも平坦な事から
しばらく良いペースで足を動かしました
空腹感が強くなり、持っていたワッフルを一つ完食

玉江駅前のエイドはエイドがあることすら忘れていて素通り
常盤大橋では雲間から朝日がのぞく

この辺りから250kmの人たちとコースが一緒になるので聞いてみる
「一旦木綿背負った人を見かけられませんでしたか?」
すると玉江駅の手前ぐらいではないかとのお答え
よし逃げよう!!

少し走ると日本海が見える
ここまで走ってきたかぁーとちょっと感慨深い

しばらく行くと第2CPの浜崎緑地公園
しかしこのCPが分かりにくい
植木でちょっと陰になっているので、CPの表示はコースから見えないし、
何人か並んでいても、並んでいる人も見えない
私は偶然前の人が入っていったのでついていきましたが、
第2CPを過ぎてからしばらくして、チェック忘れで引き返してくる人もいらっしゃっいました
ある意味知らなければここも難所の一つでしょう
対策としてはそろそろCPがあるはずと考えながら走る他なさそうな...

ここからしばらくは頭の中はカレーライスでいっぱいになりながら第3CPを目指す


皆生トライアスロンまであとあと67日