四万十川ウルトラマラソン参戦記 その2

当日は朝3時に起床
まずは食事を取る おにぎり2個と手巻き寿司1本
後から考えるとちょっと軽かったかなぁ

その後着替えをすませて、4時頃にスタート地点に向かうバスに乗る
スタート会場にはすでに多くのランナーが集結

会場でトイレをすませて、止痢剤を内服
私はお腹が弱いので、フルマラソン以上の距離の大会では
止痢剤(ロペミン)を使用しています
市販薬よりはだいぶ強い薬なので、
ちょっとお腹が張るのが欠点ですが、私には必須のお薬です

開会式の後、スタート地点に移動
朝は寒いぐらいですが、先のことを考えて薄着で我慢

約1500人のランナーが午前5時30分、号砲とともに一斉にスタート

まず10km地点ぐらいまではほとんど平坦な道が続きます

そして10kmを過ぎると上りが始まり、
15km辺りからかなり強い傾斜を上っていくことになります
体感として6-7%ぐらいの上り坂かなと思いました

息を切らしながら追い越していくランナーの人たちに
ややペースが上がりそうになりますが、ぐっと我慢
予定通り7:30-8:00分/kmぐらいでゆっくりと上る

途中で日が昇ってきたけど、まだまだ涼しい

20km地点のすぐ先が最高地点

どうにか上れたなぁと思っていると、
休む間もなく、今度は急な下りが待っています

上りはペースを落とせば、負荷を軽減できるけど
下りは惰性で走るとペースが上がるし、
ブレーキをかけると足に負担がかかるし、
どう走ったら良いのかいまだに良く分からない

途中写真を撮ったりしながら適当にペースコントロールして下る
谷間に霧がかかる幻想的な光景

順調に下っていると、25km地点の辺りで事件が起こる

前を歩いている女性を見るとなんと顔面が血だらけ...
おさえてる帽子も真っ赤に染まっている...

どうしたのか聞いてみると、転倒して顔を打ったと
大丈夫ですとのことで一度は通り過ぎる

しかしどうかと聞かれたら大丈夫って言うだろうし、
出血も治まって無さそうだから不安だわなと
思い直し、一つ深呼吸をして引き返す

はぁー道具がティッシュしかないなと思って傷を見せてもらうと、
やや深い傷が額にあって、そこからの出血が続いている
そこを圧迫して出血を止めて、他の傷を見るとそれ以外は浅くて、すでに止血している
顔についた血を拭き取って、しばらく見ても他から新しい出血は無さそうなので、
額をしっかり圧迫するよう伝えて、終了
ティッシュだけでどうにかなった、良かった
後は救護にお任せだなと思って、先を目指すことに

しばらく足を止めたので足が回復し、
かつ血を見て気持ちが高ぶっているためについついペースが上がる

渓流の写真を撮って気持ちを落ち着かせながら
ペースを上げすぎないように気を付ける
30km過ぎで下りは終了
まだまだ先は長い...

0-5km 33分53秒 6:47/km
5-10km 31分19秒 6:16/km
10-15km 33分35秒 6:43/km
15-20km 37分44秒 7:33/km
20-25km 35分43秒 7:09/km
25-30km 32分29秒 6:30/km